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前田さんの自臭症の体験談 4-1
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ここでは、前田さんの臭いの悩みの体験談を紹介しています。
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- 中学生時代
- 高校生時代
- 大学生時代
- 社会人時代
- おまけ
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4-1 社会のストレス
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大学を卒業して就職して社会人へ、学生時代にはなかった様々なストレスの中で生きていくことになります。
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様々な恐怖症
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学生時代は、部活も帰宅部、サークル活動等も一切せずに最低限のコミュニケーションで過ごしていました。
なるべく目立たないように気配を消して生きてきたので、
いざ社会に出てみると、社会人として生きていくことの困難さを改めて認識します。
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臭いで長年悩むことで、口臭恐怖、体臭恐怖以外にも様々な恐怖症が身についてしまっていました
(対人恐怖、視線恐怖、電話恐怖、会食恐怖、腹鳴恐怖、呑気症、多汗症 etc)。
学生時代は逃げることで回避することができましたが、社会人としては逃げることもできず、
思春期以降に失われた経験の大きさも痛感します。
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週に数回会議が行われます。会議中もいろんなことが気になってなかなか集中できません。
学生時代は授業に集中できなくても、家に帰ってから一人で復習すれば問題なかったですが、
仕事中はそうゆうわけにもいきません。基本、パフォーマンスは低調な状態が続きます。
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様々な恐怖症
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社会人になってからは基本9時〜17時半、残業が多いときは23時まで会社に拘束されることになります。
口腔内が乾いてしまったときはセラブレススプレー等で気休めの対策はできますが、
多汗症で出てしまった汗は時間が経つにつれ臭いが強くなってしまいます。
また、足の汗もかきやすい体質なので革靴内で臭いがきつくなることに悩まされました。
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最初は対策に四苦八苦しましたが、
汗の臭いについては、ユニクロのエアリズムとデオナチュレ、足の臭いについては、イソジンで洗浄とアシートで結構改善されました。
自分で感じなくなっただけで他人は臭いを感じてるケースがあるかもしれませんが・・・。
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社会人になってからは緊張するシーンが特に増えたので
多汗症の症状が酷くなってきます。
夏冬関係なく、精神発汗でシャツがびっしょりになったり顔から汗のしずくが垂れてきたりします。
まだ夏の室内では冷房がきいていますが、冬の場合は暖房のため汗が止まらないことがしばしば起きます。
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ストレスからくる臭い
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社会人になったせいか直接臭いを指摘されることは減ってきますが、それでも間接的な臭いの指摘はちらほら
会社から帰るときにエレベーターに乗ってたいたんですが、途中で入ってきたリーマン達の会話
「ん?なんかここタイヤが焦げたような臭いしない?」
「ん〜そうですねぇ。。」
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私自身は焦げた臭いなんて感じなかったし、何言ってるんだ?程度にしか思ってなかったですが、
後で調べてみたところ、精神が不安定だったり鬱状態だった場合に体臭が焦げたような臭いになるとのことです。
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社会人になると直接臭いを指摘してくることは減りましたが、間接的に聞くのは減りませんね。
私の勤め先は平均年齢が若干高めなのですが、加齢臭がある人や臭いを気にしてか香水をつけてる人もいるので
学生時代よりは多少臭いに寛容になっているのは感じました。
仕事がらストレスが多い職業なのですが、普段無臭な人が納期前や繁忙期等は臭いを感じることもちらほらありました。
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