3-3 体臭がでてくる前田さんの自臭症の体験談

臭い対策ネットワーク > 自臭症の体験談 > 前田

前田さんの自臭症の体験談 3-3

ここでは、前田さんの臭いの悩みの体験談を紹介しています。

中学生時代
高校生時代
大学生時代
社会人時代
おまけ

3-3 体臭がでてくる

　長いこと口臭で悩んできましたが、口臭だけではなく体臭もでてくるようになります。

体臭がでてくる

　大学１～2年のころは駅前すぐに大学の校舎がありましたが、大学3年～は駅から離れた校舎に変更になります。しかも、小高い丘の上にあり坂道をひたすら登っていく感じでした。真夏とかは校舎に着くころには汗だくになっていました。

　そんな真夏のある日、講義の受講中に何か異臭を感じます。例えるなら雑巾が腐ったような臭い、汗がしみ込んだ体育着を1週間以上放置してしまったような酷い悪臭が立ち込めていました。

最初は誰かの体臭か？と思いましたが、ふと自分の服の間の胸元からその臭いがしているのがわかり、臭いの発生源が自分だとわかりました。

今まで口臭で悩んでいたため口臭対策の知識はありましたが、体臭関連の知識はほとんどありませんでした。そもそも制汗剤等、普通の人でも臭い対策で利用しているものも使ったことがありませんでした。

対策としては、デオドラント（GATSBYのバイオコア）で体を拭くこと、学校に着いたらトイレで汗だくの下着を交換するようにしました。デオドラントの効果は抜群でこれを利用することで自分で臭いを感じることはなくなりました。

　大学1～2年のころは100人以上の単位で受講する授業が多かったです。大人数授業の場合は基本的に座学で聞いてるだけでOKなので気楽な授業でした。大学3年以降は少人数の授業が増えてきて、問題を回答するよう当てられたり、緊張感のある授業が増えます。そうゆう精神的な緊張も体に影響していたのかもしれません。また、前年にアトピーが悪化したりしたのでそれで体質変化とかした可能性もあります。

悩んでいる部位について

　臭いで悩んでいる場合、悩んでいる部位にはかなり執着して対策しますが、他の部位については無頓着なケースが多いかなと思います。オフ会で会った人の中でも、ワキガで悩んでて何回か手術をしたり、色んなデオドラントを試していたりして対策してるのに、口の中は虫歯だらけだったり、口臭で悩んでて口の中は完璧なのに、体臭には無頓着、ワキガ体質を自覚してるのに何も対策していなかったり、広義な臭い対策という意味では矛盾している方が結構散見されます。私もそうでしたが、「悩んでいる部位の臭いが強烈なので、他の部位が多少ニオイがあっても問題ないだろう。」という心理があるのかもしれません。

　私は口臭メインで悩んでいますが、オフ会で臭いを指摘されたのは体臭だったりワキガのような臭いだったりします。他の方も悩んでいる部位以外を指摘されるケースもあり、臭いが無いところばかり対策し、臭いが有るところはずっと放置というのは最悪の状態だと思います。そうゆう観点においても自分の臭いを正しく理解することは大事だなと思います。

4-1 社会のストレス