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前田さんの自臭症の体験談 1-1
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ここでは、前田さんの臭いの悩みの体験談を紹介しています。
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- 中学生時代
- 高校生時代
- 大学生時代
- 社会人時代
- おまけ
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1-1 口臭があることを自覚する
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私が臭いで悩み始めたのは中学1年生の夏休み明けのあることがキッカケでした。
ここでは、そのキッカケの前、臭いで悩む前のことについて書きたいと思います。
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初めて口臭があることを自覚する
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中学に入学してから1か月が過ぎて初めての席替えがあり、
いちばん後ろの端っこになりました。
席としてはベストポジションでした(と言っても当時は席の位置にこだわりはありません)。
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席の移動が終わって若干ザワザワしている状況で、
前に座っている男女の会話が聞こえてきました。
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男子「前田って子供の癖に口が臭いよな」
女子「あははっ、そうなんだよね」
前田「・・・」
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これが、私が初めて口臭を自覚した瞬間でした。
今まで、家族に指摘されたことが何度かありましたが、
学校で他人に言われたのはこれが初めてでした。
これで、自分は学校でも、常日頃から口臭があることがわかりました。
さらに問題は、この会話をしていた女子が小学校からの知り合いだったことです。
会話の内容から、これは今だけというわけではなくて小学生のときから恒常的に口臭があったということを意味していました。
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小学生のときからあった口臭
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今考えると、明らかに不自然なことについて、口臭という理由で納得できたものが多々あったように思います。
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話してたらいきなり鼻抑えながら体ひかれたり
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眼科の視力検査で上下右左を言ってたら、
ここでは言うんじゃなくて指で方向さしているからそうしてとか言われたり
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これで何故、口臭があることに気づかなったのか・・無知というのは本当に怖いと思います。
そもそも何故、家にいるときだけで、外では口臭がないと思い込んだのかわかりませんが、
日常的に口臭があることがわかり、軽いショックを受けました。
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臭いの指摘
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中学生になってからは塾に通うようにもなりました。
そこでも、口臭を指摘されることがありました。
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A氏「お前、口が臭いな」
前田「えっ?」
A氏「お前、口が臭いな」
前田「う、うん。。」
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前の指摘にも子供の癖にって・・言葉を言われたと書きましたが、子供なのに口臭があるというのは
珍しいことだったんだと思います。現に私の周りにも日常的に口臭がある人はいませんでした。
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他人に指摘を受けることで自分の口臭を自覚しましたが、まだ臭いに悩むには至りませんでした。
私の意識としても、「口臭があるっぽいから、しっかりと歯磨きしないとな〜」
という程度でした。
その後の人間関係も良好だったおかげもあり、臭いを気にすることはありませんでした。
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