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ここでは鼻臭の原因について説明します。
鼻臭とは鼻息が臭い状態のことを言います。鼻臭の原因として、萎縮性鼻炎(臭鼻症)、副鼻腔炎、慢性鼻炎などの鼻に疾患がある場合と
口臭がある呼気が鼻に漏れる場合、内臓に疾患がある場合などが考えられます。
鼻臭の種類
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├■ 他臭症
│ │▼他人に臭いがわかる鼻臭
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│ ├■ 鼻に疾患がある場合
│ │ ▼萎縮性鼻炎(臭鼻症)、副鼻腔炎、慢性鼻炎などによる鼻臭
│ └■ 鼻に疾患がない場合
│ ▼肺や胃など内臓疾患による口臭を伴う鼻臭
└■ 自臭症
▼他人には認知されない鼻臭
萎縮性鼻炎(臭鼻症)の原因
慢性炎症の長い経過の後、血管炎を主体とする炎症の後遺症として萎縮性鼻炎が起こります。
粘膜の萎縮だけが主な変化である単純性とかさぶたと悪臭のある真性とに分けられます。
単純性の症状は合併している副鼻腔炎の症状が主なものです。
しかし萎縮が高度だと呼吸のリズムが乱れ、仮性鼻閉を起こします。
真性ではかさぶたのため鼻内異物感と鼻閉じ、頭痛があり、本人は臭いを感じませんが悪臭のため社会、
家庭生活に問題を起こすことがあります。
副鼻腔炎の原因
副鼻腔炎は、副鼻腔に炎症がおきる病気で、蓄膿症と呼ばれています。
蓄膿症になると、膿が副鼻腔内に溜まるため鼻息が臭くなることがあります。
口臭による鼻臭の原因
強い口臭が発生するとその臭気が鼻から漏れることがあります。
特に内臓疾患による口臭がある場合は、鼻臭が発生することがあります。
この場合は、口臭の原因を取り除くことで鼻臭もなくすことができます。
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