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前田さんの自臭症の体験談 3-1
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ここでは、前田さんの臭いの悩みの体験談を紹介しています。
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- 中学生時代
- 高校生時代
- 大学生時代
- 社会人時代
- おまけ
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3-1 自臭症と他臭症との葛藤 (1)
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オフ会でニオイは無いと言われ、自分が自臭症なのか他臭症なのか考えるようになります。
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オフ会で自信がついてくる
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KSKではオフ会が月に何回かあり、結構な頻度でオフ会に参加していました。
オフ会に参加しているうちに、「自分は臭くないんじゃないか」とだんだんと自信がついてきました。
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オフ会に参加する前は、周りが気になって出来なかったことが徐々に出来るようになってきます。
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ドン・キホーテでゆったりとお買い物
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お店で買い物をするとき、周りの反応が気になってゆっくりと買い物をすることができませんでした。
近所にドン・キホーテがあるんですが、ほとんど行ったことがありませんでしたが、そこに行けるようになります。
特に買いたいものがあったわけじゃないですが、店内をウロウロするだけでも楽しいですね。
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映画館で映画を観る
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映画館も行けるようになりました。映画館のような場所では、咳やくしゃみ等の周りの反応も気になりますが、
自分の臭いのせいでお金まで払って観に来ている人の迷惑になるから・・・という理由もあり行くことができませんでした。
とりあえず人生初の映画はマイナーなホラー映画でした。
その後、映画というより映画館に行けるということが嬉しくて、
スパイダーマン、バイオハザード等頻繁に見に行くようになりました。
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ファーストフード店に行く
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マクドナルドやケンタッキー等のファーストフードに行けるようになります。
注文時に喋る必要がある店は怖くて行けなかったのですが、気軽に注文できるようになりました。
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この時期については、こうゆう普通の人が普通にやっていることが出来る
というのが嬉しくてしょうがない時期だったと思います。
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教習所に通う
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オフ会で自信がついた勢いで教習所に通います。
車のような狭い密室はすごい苦手ではありますが、
自分は無臭だから大丈夫!
と挑戦します。
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なんとかなるだろうと思ってましたが、車内では喋る必要もあり、
どこかに逃げることもできないので緊張します。
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そのせいか、教習所の教官が唐突にダッシュボードからマスクを取り出して付けたり、窓を開けたりとするのを見て、 もしかして臭いが出てる?と少し不安になりながらもなんとか通い続けました。
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再び臭いの指摘をされる
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自分が無臭だと思って人生を堪能してたとき、再び臭いの指摘を受けます。
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大学の生協の説明を受けてるときでした。一人ずつ順々に説明を聞いて資料受け取って帰るという形だったと思います。
私の番になり、ひととおり話を聞いて終わり際、
担当の男性の人がくしゃみを10連続
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話自体は終わってたので「失礼しました。。ありがとうございました。」と言いながら後ろに下がっていきました。
私も立ち上がって出口に移動しようとしたとき、
先ほどの担当の人の会話が聞こえてきました。
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女性「(くしゃみ連発してたので)大丈夫?」
男性「なんか今の奴すげー口臭かったわw」
女性「あははは」
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オフ会に出て以来、臭いの指摘をされることもなかったので、久しぶりの衝撃でした。
「あれ、自分は無臭だったんじゃないのか!?」
と、オフ会での無臭と現実での有臭で再び考え込むようになります。
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