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自臭症
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ここでは自臭症(じしゅうしょう)について説明します。
自臭症とは、
実際に臭いがないにも関わらず、
「自分が臭いのではないか」
「周りから臭いと思われているのでは」
「咳やくしゃみ、鼻すすり等の反応をされる」
と思い込み悩んでしまう症状のことです。
自分の臭いは自分では確認することが難しいため、余計不安になってしまいます。
自臭症は自己臭症(じこしゅうしょう)、自己臭恐怖症(じこしゅうきょうふしょう)とも言い、
口臭の場合は口臭恐怖症、体臭の場合は体臭恐怖症とも言います。
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自臭症の原因
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自臭症になる原因としては、
他人から口臭や体臭を指摘され、そこから悩み続けるケースが多いと思います。
臭いについて親から指摘されてもそこから悩み始める人は少ないかもしれませんが、
大勢の前で恥をかかされたり、恋人などから指摘されたことをきっかけに悩み始める人が多いようです。
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起床時や緊張時は誰でも口臭(生理的口臭)が発生します。
通常、口臭や体臭は自分では分かりませんが、生理的口臭は一時的に自分でも確認することができます。
そのため、24時間この臭いを発しているのでは・・・と思い込んでしまいます。
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自臭症になりやすい人の特徴としては、
几帳面や潔癖症であったり、少しでも自分から臭いがでることが許せないような、完璧主義であることが挙げられます。
また、自分に自身がなかったり、他人の目が気になったり、他人の評価が気になるという性格の人が多いです。
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自臭症の予防対策
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ひと昔前の歯科医による口臭治療では、
自臭症は妄想や精神的な疾患として扱われていましたが、
昨今はほんだ歯科など、自臭症専用の治療を行うような病院も現れ、
今では大学病院でも口臭専門外来を設置している病院もあり、専門的な治療を受けることが出来ます。
→ 全国の口臭外来はここから確認
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治療法としては、まず、カウンセリングなどにより常時臭いがないことを理解させることが大切です。
オフ会などで臭いの確認をするだけで、自分に臭いがないことが分かり完治することができた人もいます。
しかし、臭いがあるだけで不安になってしまう人もいると思います。
ほんだ歯科などでは、生理的口臭も無臭にする治療を行っています。
24時間臭いがないことで自信がつき、自臭症を克服することができます。
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重度の自臭症になると
人と接することが困難になり、鬱病や対人恐怖症になり、人と話すことや電車に乗ることもできなくなります。
臭いで悩み続けてきた人は、
実際に自分に臭いがないと言われてもそれを素直に信じることができません。
それは長い間悩み続けてきた自分の人生を否定するのと等しく、それが治療を難しくしてしまいます。
自臭症の治療は重度化する前に早期治療を行うことも大切です。
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自臭症の体験談
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自臭症(自己臭恐怖症)で悩む方々の体験談を紹介しています。
自臭症で悩んでいる人が何故臭いで悩むようになったのか、自臭症に至った経緯、
どのような体験をして、どのように今を生きているのか。
自臭症患者の生の声を載せています。
→ 自臭症体験談はここから確認
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