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| 臭い対策ネットワーク > 自臭症の体験談 > 前田 |
| 前田さんの自臭症の体験談 2-2 |
| ここでは、前田さんの臭いの悩みの体験談を紹介しています。 |
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| 2-2 オフ会で知った自分のこと |
| 初めてオフ会に参加して自分の臭いのことを知ることになります。 |
| オフ会に行かなかった理由 |
| インターネットをするようになって、KSKに入り浸りになると、 頻繁にオフ会に誘われるようになります。 しかし、KSKを知って1年以上、オフ会には参加しようとは思いませんでした。 |
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KSKでは、月に1回以上のペースでオフ会が開催されていました。
ほとんどが居酒屋でのオフ会で高校生が参加しづらい、というのもありましたが、
オフ会開催後の報告が 「臭いがある人が一人もいなかった。」 「全員無臭だった。」 というものだったことが最大の理由でした。 |
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| オフ会に参加している人は全員臭いが無い自臭症で、 自分みたいな臭いがある他臭症の人間はオフ会に参加しても疎外感を味わうだけである。 そもそも、臭いがあることは確認するまでもなくわかっているので、 わざわざそれを再確認する必要はないとも思っていました。 |
| オフ会に参加する |
| 上記のようにオフ会には参加しないでいましたが、高校3年になって、初めてオフ会に参加することになります。 |
| KSKを知って同じ悩みの仲間がいることを知り、そして、いろいろな対策方法を知って 期待に胸を膨らませました。しかし、結局は何も変わらず、 日常生活は今までのつらくて孤独なままでした。 期待が大きかった分だけ、再び絶望感に襲われます。 そして、一旦は消えていた自殺願望がまた芽生えはじめます。 |
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しかし、死ぬ前にまだやれるだけのことはやっておこうと思いました。
いろいろ対策はしましたが、以下のが残っていました。 ・オフ会で詳細に臭いを確認してもらう ・本田歯科に行く 本田歯科はこの時期は予約過多で予約募集すらしていない状態だったので、 とりあえずオフ会に行ってみることにします。 |
| 初のオフ会は新宿で参加者は10人以上いたと思います。 オフ会の参加者たちとは毎日何時間もチャットで話していたので、 結構周りの人たちが気を使ってくれていろいろ話しかけてくれたりしました。 |
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幹事「前田全然臭いないじゃん！」 前田「いやいや、本当のこと言って欲しいんだけど」 幹事「本当に臭いないって！」 前田「今まで結構臭いの指摘とかされてるから、本当のこと言われても大丈夫だから」 幹事「臭い無いから自信もって！」 前田「どんな臭いか知りたいんだけど」 |
みたいな会話をずっとループしていましたｗ |
| 臭いは有るのか無いのか |
| 結局、初めてのオフ会では、自分の臭いに関する情報を得ることができず、 また、臭いが無いと言われてもそれを信じることができませんでした。 |
| 今まで散々臭いと言われ、外に出れば咳や鼻すすりなどあらゆる反応をされて 24時間ものすごい臭いを発しているはずなのに、臭くないわけがない！ 臭いで悩んでから5年が経過して、もう臭いのが当たり前になっていたので 臭くないということを受け入れることができませんでした。 |
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| このとき既に、他臭症から自臭症になっていたわけです。 |
| その後も、オフ会に参加したり個別に臭いの確認をしてもらったりしてるうちに、 理由はよくわからないけど、とりあえずオフ会では臭いが無いと思うようになります。 人と一緒にいるのにこんなにリラックスできるのは悩む前の5年ぶりくらいでした。 |
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3-1 自臭症と他臭症との葛藤
2-1 同じ仲間との出会い| 臭い対策ネットワーク > 自臭症の体験談 > 前田 |
