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AKさんの自臭症の体験談 2-2
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ここでは、AKさんの臭いの悩みの体験談を紹介しています。
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- 学生時代
- 社会人時代
- おまけ
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2-2 子育てと仕事
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子供が無事生まれ、臭いに悩みながらも子育てと仕事を両立させていきます。
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悩みながらの子育て
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子どもが産まれて、母親としてとても幸せでしたが、口臭の悩みが消える事はありませんでした。
子どもが0歳の時からまた介護士として働き始め、子どもを保育園に預けていました。
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仕事中もニオイが気になりストレスでしたが、保育園に行くのもストレスでした。先生とのやり取りや、親同志の交流があり、なるべく深く関わらないようにして、すぐ家に帰るようにしていました。
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まだ赤ちゃんの子どもを抱きながら、「母親がこんな臭い人間でごめんね・・」と申し訳ない気持ちで過ごしていました。
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口臭はいつかきっと良くなる!と自分に言い聞かせて、日々仕事と育児を頑張っていました。
しかし1年経っても、2年経っても一向に治らず、回りの反応も相変わらず気になっていました。
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歯医者を何ヵ所も変えたり、色々な病院を変えて鼻や胃を調べたり、様々なサプリメントを試しましたが、全く効果がありませんでした。
病院に行ってもダメだと思い、霊能力者の所にも何軒か行きましたが、「原因不明」と言われたり、「ストレスです」とだけ言われたり、結局口臭の原因はわからず、高いお金だけが消えていきました。
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悩みながらの仕事
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シングルマザーとして数年経過し、日々頑張っていましたが、口臭のせいで精神的にかなり参ってきていました。また昔のように、死にたい気持ちが強くなり、今まで避けていた精神科に行く事にしました。
しかし薬をもらっても眠くなるだけで、口臭が治る事はなく、数ヶ月で通うのを中止しました。
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職場でも、毎日鼻すすりや咳払いが気になり、私のニオイのせいでと、申し訳ない気持ちで過ごしていました。
ある日、利用者さんのトイレ介助をしようとトイレに入りました。カーテン1枚で閉められているトイレで、天上の部分は空いています。その上の部分から、上司のスタッフに消臭スプレーをかけられました。私は、自分が臭いからかけられたのだと思い、ショックでさらに精神科的に参っていきました。
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